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看板娘、登場

「お待たせしました〜」。
今回の看板娘は新潟出身のイオナさん(21歳)。もちろん本名で、お父さんが「イイオンナになるように」と名付けたそうだ。
フードメニューは、馬肉を中心に美味しそうな料理が並ぶ。
イオナさんと協議しながら、「肉刺し全部盛り」(750円)、「出汁じゅわがんも」(390円)、「霜降り和牛のスキヤキエッグ」(390円)の3品をチョイス。ずいぶんお安い。
出揃いました。
肉刺しは和牛刺し、桜肉赤身、タテガミ、牛タンの4種類。がんもはこだわりの出汁が沁みており、スキヤキエッグは半熟煮玉子の上に炙った和牛が乗っている。
よく見るとスタッフTシャツもすごい。原価がかなり高いと思われる。
肉の上に樹脂のタレがかかっていました。
さて、イオナさんは新潟市内で生まれ育った。お母さんが韓国人で、ソウルに住んでいるお祖母ちゃんの家も一緒にちょくちょく訪れるという。
「でも、韓国語はほとんど喋れません。将来は韓国に関わる仕事をしたいから、勉強しないととは思っているんですが」。
ディズニーランドのホテルで烏龍茶をロックで飲む幼少期。
小学校までは真面目な生徒だったが、中学に入学すると授業に出席しなくなる。
「不良チックなのがかっこいいと思っていたんでしょうね。昼間は繁華街の萬代橋あたりでタムロして、下校の時間になると学校に行って爆竹を鳴らしていました(笑)」。
なかなかワイルドな学校生活だが、一方で体育祭などでは持ち前のリーダーシップを発揮する。
「運動神経はあまりないけど、応援が好きなんです。自分が所属するグループの選曲、踊り、衣装を全部考えて、という。結果的に、小中高の応援合戦で全部1位を獲りました」。
高校最後の体育祭の応援合戦で優勝したときの写真。
「高校では特進コースで、それまで応援部門の優勝は毎年普通科だったんです。『特進コースは論外、勉強だけがんばっとけ』という雰囲気だったので、この優勝は感慨もひとしおでした」。
そんなイオナさんの頑張りを担任の先生も間近で見ていた。優勝後に返ってきた連絡帳には愛のあるコメントが踊る。
桑原先生、ベタ褒めである。


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