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好きなこと、やりたいことを全部叶える道具を見つけた

鎌倉育ちの中村さんにとって、10代の頃から始めたサーフィンはずっと変わらず人生の軸となっているもの。
ドローンカメラとも、そのサーフィンを通じて出合った。2013年、ちょうど中村さんが37.5歳の頃だ。

(c)Go Nakamura
「インターネットでサーフィンの動画や写真を見ていたら、まるで見たことのない動画を見つけたんです。それがドローンで撮ったものでした。ちょうど同じタイミングで、ハワイにいたプロサーファーの弟から『これからはこの時代が来るよ!』と、ドローンの映像が送られてきたんですよ」。
もともと写真を撮るのが好きだったこと。ラジコンの操縦に憧れがあったこと。子供の頃から夢見ていた「世界を上から見る」ことを叶えてくれて、そしてサーフィンを見たことのない角度で見ることができること。
「そういう自分の好きなこと、やりたいことが全部実現できる道具がドローンだったんです」と、中村さんは迷わずドローンを買った。
当時、4〜5万円。まだカメラ付きのものはなく、GoProを機体に取り付けて使っていた。


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