シップスらしいネイビーでまとめた、肩ひじ張らない“大人のランニングスタイル”

 
「Running Up-Date」とは……
接客日本一の称号を持つシップス 銀座店副店長・椛澤 翔さんの休日の日課は「走ること」。
それも体を鍛えることが第一ではなく、ましてマラソン大会に参加してタイムを競うのでもなく、まずは心身のリフレッシュのためにシューズを履く、というランナーだ。
そのランニングスタイルには肩ひじ張らない絶妙なユルさが漂っている。コロナ禍で走り始めた、にわかランナーにとっても参考となりそうだ。

気分はまるでブルックリン!?

「最近はちょっとユルめの、普段着っぽい格好で走ることが多いです。全身スポーツブランドで走る日もありますし、それも含めていろいろと試してきましたが、今日みたいなゆったりとしたカジュアルのほうが自分にとっては心地いいんです」。
今回着用したＴシャツはシップスで購入したもの。アメリカントラッドに根差したカルチャーが貫かれるシップスだけに、アメトラの雰囲気を感じさせるデザインが巧みだ。
「普通のコットンTなのですが、あのNEW YORK CITYのオフィシャルアイテムなんですよ。胸のワンポイントにはニューヨークの観光キャンペーンで使われているブルックリン地区のアイコンがあしらわれています。厚すぎず薄すぎずの絶妙なボディはライフウェア社のもの。ペンシルバニア州でメイド・イン・U.S.A.にこだわり、家族経営のスモールビジネスながら、高品質のカットソーを作り続けている専業ブランドです」。

昨今のカジュアルはリラックスしたシルエットがトレンド。ランニングなどで着用しても動きやすいのがいい。
「ショーツはオーラリーのデザイナー、岩井さんが監修しているデサント ポーズのアイテムです。スポーティなディテールを多用した日常着で、凹凸のあるシアサッカー地が速乾性の高い化学繊維で表現されています。着心地も柔らかでランニングには打ってつけ。2020年春夏のデサント ポーズはかなり良かったですね」。