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2020.08.30

あそぶ

「グリップスワニー」は確認必須。定番グローブに注目ウェアもご紹介

グリップスワニー
「Camp Gear Note」とは……
創業から170年以上の歴史を持つ老舗ブランド「グリップスワニー」が手掛けるグローブは、もはやアウトドアグローブの代名詞と言っても過言ではない。
グローブだけに留まらず、「キャンプウェア」「焚き火ウェア」なる新たな概念のウェアも提案しており、今やすっかりキャンプシーンではお馴染みの定番ブランドのひとつだ。
そのコレクションの代表的なモデルに触れてみよう。

暗がりでも輝く、アウトドアグローブのマスターピース

グリップスワニー
同社の数あるグローブの元となっているのが、この「G-1」(7700円[税込])。
ブランドのシグネチャーでもある「G-1」は、「ベテランキャンパーでこれを知らなきゃモグリ」と言い切っていいほどの名作グローブである。
アウトドアでの過酷な作業に耐えうるよう、ステッチに耐熱性と強度に優れたケブラー糸を採用。立体的な仕上がりなので、手を入れてみるとレザーグローブ特有の突っ張り感がないことに驚くだろう。
モノが掴みやすいよう、親指だけが独立した構造になっていて動かしやすいのも特徴だ。
グリップスワニー
横から見ると立体裁断の構造がよくわかる。ステッチが外側にあるのは、縫い目が手に当たるストレスをなくすため。
素材には北米産のステアハイドと呼ばれる牛革のみを使用している。ステアハイドとは、生後半年以内に去勢した2歳以上の雄牛の皮のこと。強度とボリュームのある皮質が特徴である。
これをクロム鞣しで柔らかく仕上げており、使えば使うほど手に馴染んでゆく。革に染み込んだ油によって、撥水性も備えている。
グリップスワニー
万一、草むらで落としてしまっても、ご覧の通りよく目立つ。
通称「スワニーイエロー」と呼ばれる美しいカラーリングにも、機能的な理由がある。もともとは暗い鉱山での作業用に開発されたため、そのような環境で落としても見つけやすい明るい色に染め上げられているのだ。
キャンプはもちろん、バイクや薪割りに使うのにも便利。グローブ選びで迷ったら、これを手に取っておけばまず間違いはない。


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