①まずはサイズを見極める! 基準は40mm径
近頃、高級時計の世界では“小径モデルの新顔”を見かける機会が徐々に増えている。このトレンドに、40mm径以下のものが多いヴィンテージのミリタリーウォッチはハマりやすい。
「主流のサイズである“34~36mm径”をひとつの基準にすると、全体の傾向を掴みやすくなると思います。
不動の人気を誇るのが、38mm径前後のクロノグラフ。着用しやすいうえに優れたデザインが多いため、まさに鉄板なんですよね。防水ケースであれば、なお良し(笑)。
このほかだと、第二次世界大戦でアメリカ陸軍航空隊が採用していた「タイプA-11」のように、今の時計よりも極端に小さなサイズとか……。選択肢がかなり狭まりますが、40mm径オーバーの時計も見つかりますよ。
国や軍、時代によって、サイズは異なりますが、いずれにしても今の時計よりも小ぶりであることに違いはありません」(萩原さん ※以下カッコ内はすべて)。
40mm径以下でも豊富にある選択肢。これをひとつの基準にお宝探しをするのが第一歩だ。
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