「実際にハワイに行ってみたらアロハシャツは正装で、いい大人がキレイに着ているんですよ。ストローハットを合わせて。そこで見方がだいぶ変わりました。
でも、例えばキューバシャツならクラシックカーに乗ってストローハットを被って、葉巻を吸うようなライフスタイルを送る男に似合うと思うし、それはウォール街にいるような人ではないですよね」。
大人の格式と、不良性。開襟シャツにはそれらが同居しており、そこが面白さなのだ。
ちなみに、HUEさんがおすすめする開襟シャツの選びのポイントは、身幅が広く少し肩が落ちているタイプ。ただ、着丈はレギュラー。
「少しオーバーサイズなほうが今っぽいけれど、着丈が長いとだらしなく見えてしまいます」。
HUE●デラックスのディレクター。自身が今夏ヘビーローテーションしている開襟シャツは、エヴィセン スケートボードとデラックスとのコラボレーション作。
鈴木泰之=写真(静物) 松平浩市、来田拓也、平 健一、窪川勝哉=スタイリング 増山直樹、いくら直幸、髙橋 淳、小山内 隆、髙村将司、まついただゆき、今野 壘=文