今年2月、日本で初披露されて話題となった
アシックスのスマートシューズが、ついに商品化された。
それがこの「エボライド オルフェ(EVORIDE ORPHE)」。ランナーをより良い走り方に導くためのシューズだという。
エボライド オルフェは、長年ランナーの走りを研究し続けてきたアシックスと、ベンチャー企業「ノーニューフォークスタジオ」の共同開発によって誕生した。
ベースとなるのは走行効率を追求した人気モデル「エボライド」。ミッドソール内部に、専用デバイス「ORPHE CORE 2.0」を埋め込んだことで、スマートシューズへと進化を遂げた。
このデバイス、見た目は小さいがかなりハイスペック。シューズを履いて走るだけで、デバイスに搭載されたセンシング機能が、歩幅や着地パターン、 接地時間などランニング中の足の動きを細かくデータ化し、改善すべきポイントを教えてくれるのだ。
アシックススポーツ工学研究所主任研究員の猪股貴志さんは、エボライド オルフェを、「コーチになるシューズ」と呼ぶ。
「エボライド オルフェとスマートフォンさえあれば、いつでもどこでも⼿軽にパーソナルコーチングを受けられるところに価値があると考えています。より良い⾜の運びをひとりで習得でき、ラクに⻑い時間⾛れるようになるはずです」。
足運びの一挙一動を解析し、リアルタイムでフィードバックしてくれるのもこのシューズの魅力だ。
ランニング中にも音声でアドバイスを受けられるので、走りながらでもフォームの修正が可能になった。さらに、アドバイスだけでなく、理想の走り方に近づくためのトレーニング方法まで教えてくれるのだ。まさにランナーの痒いところに手が届く一足と言えよう。
こちらは現在、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」の
プロジェクトページにて予約受付中。今年12月にはアシックスの一部の直営店と公式オンラインストアで一般販売も開始する予定だ。
ランナーを理想の走りに導くアシックスの最新シューズ。時代の最先端を走る一足であることは間違いないだろう。
[問い合わせ]アシックスジャパンお客様相談室0120-068-806