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2020.07.16

新型ディフェンダーの商用車「ハードトップ」。僕らも乗りたいそのプロスペック

例えばこの車で運送業を始める人が現れたら、本当のアマゾン奥地からクール宅急便が届いても、もう不思議ではないかもしれない。
史上最強クラスの商用「ディフェンダー」が発売されるからだ。
写真は5ドアの「ディフェンダー ハードトップ 110」。新型「ディフェンダー」の新たなラインナップとして発表された。
2019年に登場した新型「ディフェンダー 90/110」にハードトップの名が添えられた新モデルが追加された。
要はプロ仕様の商用モデル。ハードトップという名は1950年代に、同車のルーツであるランドローバーの「シリーズI」の商用モデルに与えられたのと同じ名前だ。
ランドローバー「シリーズI」。写真はソフトトップだが、初代のハードトップは代わりに脱着可能なメタルルーフを備えていた。
21世紀に蘇ったプロユースの「ディフェンダー ハードトップ」は、乗用モデル同様3ドアの「90」と5ドアの「110」がラインナップ。
車体後部に備わるメタルルーフは、脱着式だった20世紀ver.と異なり、21世紀ver.は固定式に。スマートな新型ディフェンダーのボディに組み合わされた、いかにも商用らしい塗り分けされたルーフや、武骨なレトロスタイルのホイールはまずその見た目にやられてしまう。
21世紀ver.のハードトップは、例え死角部分に角材や鉄パイプが転がっていたとしても、3Dカメラを使ってそれらをモニター上で視認できる。積み込む荷物のギリギリまで車を寄せることも簡単なのだ。


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