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「208」と「e-208」は、国産で言えばトヨタ「ヤリス」やホンダ「フィット」と同クラス。つまり街乗りが中心だ。満充電での「e-208」の航続可能距離は欧州の計測方法で340kmもあるから、買い物や食事へ気軽に出かけられる。
最近は東京でも、六本木ヒルズをはじめ充電器のある駐車場が増えているから、お買い物や食事をしている間に充電もできる。その際に、コーヒーを飲みながらスマホのプジョー専用アプリで愛車の充電具合をチェックできるのも、なんだか新しい。
「e-208」は普通充電、200V充電、急速充電(日本のCHAdeMO規格対応)に対応。ちなみにパリではEVのカーシェアリングが普及していることもあり、充電インフラが充実している。
もちろんプジョーらしいしなやかな乗り心地に誘われて、遠出してもいいだろう。例えば東京〜名古屋間(約350km)なら、途中の浜松あたりで休憩&充電すればいい。ガソリン車で出掛けても、その距離を走るなら1回くらい休憩するよね。
先進運転支援技術(ADAS)、つまり自動運転的な機能も充実している。いわゆる自動ブレーキはもちろん、車線内をキープしたまま走行するようにステアリング操作を車がアシストしてくれる。
しかも車線内のどこをキープするか、右寄りとか左寄りといったドライバーの好みの位置も選ぶことが可能だ。アクセルやブレーキを踏まなくても前の車に速度を調整してくれたり、渋滞で止まっても自動で再発進する、なども、もはや当たり前のように装備されている。


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