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2020.07.18

車も“新しい生活様式”へ。それを先取るプジョーの「e-208」か、今を堪能する「208」か

新型コロナウイルスの問題が世界に広まるもっと前から、車の世界では「新しい生活様式」に切り替わろうとしていた。その原動力は、電気自動車(EV)だ。
特にヨーロッパではEVが急速に進んでいる。例えばパリ市内に行くなら、あと4年でディーゼル車はNGとなり、10年でガソリン車でも行けなくなる。
東京で言ったら、23区内はEVでしか入っていけないようなもの。
全長4095×全幅1745×全高1465mm(「208 GT Line」)。車両本体価格は1.2Lガソリン車が239.9万円〜293万円。EVの「e-208」は368.9万〜423万円。
約7年ぶりにフルモデルチェンジした新型プジョー「208」には、EVの「e-208」と1.2Lターボ車(8速AT)の「208」の2種類が用意されている。
見た目で電気かガソリンか、すぐには見分けが付かない。もう日産「リーフ」やBMW「i3」のように「EV専用ボディ」が与えられることはなくなるだろう。だって、EVに乗るのが当たり前になるんだから。
「208」の1.2Lターボ車の最高出力は100ps、最大トルクは205Nm。一方「e-208」は最高出力136ps、最大トルクは206Nm。


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