34mm径モデルが提案する新しい時計ライフ
2020年の新作として加わったのは、34mm径「ロイヤル オーク オートマティック」の4バリエーションだ。
初めに断っておくと、これらは女性のために作られた33m径の「ロイヤル オーク クォーツ」のアップデート版ではない。
“ジェンダーレス”というテーマに基づき、事細かにプロポーションを整えることで男女ともに着用できる時計を提案しているのだ。
34mm径と聞くと、男性が着用する時計としては小さな時計だと感じるかもしれないが、自動巻き機構の特徴であるローターの厚みがケースにも加わっているため、腕に置くと実寸以上の存在感がある。
ラインナップする4型はこちらだ。
普遍と革新が常に同居する「ロイヤル オーク」の遺伝子をしっかりと引き継いだ、小ぶりな新人。サイズの微調整が起こす静かなる革命は、この先の時計トレンドの羅針盤にもなるだろう。
そして何より、さりげなく良いものを身に着けたい大人には最適な選択肢になると思うのだ。
[問い合わせ]オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000戸叶庸之=文