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時を経て、幻のクロノグラフが現代に蘇る

ロイヤル オークのイメージからすると「これがオーデマ ピゲ?」と思ってしまう、知る人ぞ知る限定モデルをご存知だろうか?
リマスタリング プロジェクトとして登場した「リマスター 01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」は、1943年製のクロノグラフRef.1533からインスピレーションを得て製作された。
「リマスター01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」/オーデマ ピゲ
「リマスター01 オーデマ ピゲ クロノグラフ」SS×18KPGケース、40mm径、自動巻き、世界限定500本。555万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
驚くことにオーデマ ピゲは、1951年まで量産を一切行わず、特別な顧客のためのユニークピース(1点モノ時計)を製造していた歴史を持つ。クロノグラフに関しては、1930~1950年代にかけて307本のみ製作していたことが記録されている。
オーデマ ピゲのコンプリケーション部門の責任者いわく、新たに掲げたリマスタリング プロジェクトの目的は、例えるならアナログ時代の音源をデジタルの技術で複製するかのように、オーデマ ピゲが所有する貴重なアーカイブを最新の技術によって現代に蘇らせることにあるという。


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