加えて「Fire HD 8 Plus」ならではの魅力となるのが、スマートスピーカーとしての活用だ。 最新の「Fire」タブレットシリーズは、どれもAlexaに対応しており、音声操作や対応する家電の制御が可能になっているのだが、「Fire HD 8」の場合はAlexaの情報を画面に表示する「Showモード」が利用できるようになっている。つまりタブレット端末として使わない場合は、画面付きのスマートスピーカーとして活用できるわけだ。 さらに「Plus」なら、専用のワイヤレス充電スタンド(税込み価格4600円)を使えば、自分で「Showモード」のオンオフを切り替えなくても、スタンドに横置きするだけで、自動的にスマートスピーカー化するのが便利なところ。 専用スタンドがなくても、スマートスピーカーとして活用できるのだが、実際に使ってみると、やはり専用スタンドとの相性は抜群。筆者の家庭では照明やエアコンをAlexaで制御しているため、画面付きのスマートスピーカーが1台増えたことで、スマートホーム環境がより快適なものとなった。Alexa対応の家電や、Alexaと連携する家電コントローラー購入などの追加出費はあるものの、非接触で家電類の操作ができることは、「新しい生活様式」の実践にも貢献するはずだ。 家庭で動画や音楽を楽しむ時間が増えた当節だけに、自分専用のエンタメ環境を整備したいと考えている人は多いはず。コスパが高いうえに、画面付きのスマートスピーカーとしても活用できる「Fire HD 8 Plus」は、STAYHOME時代の頼もしい相棒となってくれることだろう。