「シングルオトーチャンの生活白書」とは……父子家庭で娘の生理にはどう対応する?
現在、日本ではよほどのことがない限り母親が親権を持ちますが、父子家庭も増えてきています。筆者もそのひとりで、男手ひとつで子供を育てています。
今回は、父子家庭で子供を育てていくなかで立ちはだかる大きな問題のひとつ、「娘の生理」についてお話をしていきます。
女の子は年頃になると、どうしても父親との関係がギクシャクなりやすいうえに、男性である父親はまったく経験することのない生理というデリケートな問題に、対処の仕方がわかりません。
父子家庭で娘を育てていくなかで、父親は娘の生理にどう対応すれば良いのでしょうか。
ポイントは、生理について早くから親子で一緒に学ぶことです。前述しましたが、父親は生理を経験をしたことがないので、生理の理解がなく教えてあげることができません。ですが、だからと言って何も対応しないのではなく、一緒に学び理解し支えていくことが必要となります。
年頃になってから説明するのでは娘も抵抗感が出てくると思いますが、ある程度の年齢(小学校3年生ぐらい)であれば抵抗もなくスムーズに学んでいけるはずですし、早めに親子で理解をしあえていることで、娘が年頃になっても父親に相談しやすくなります。
また、生理について描かれている子供向けの漫画などもありますので、それらを使用することで、親子で一緒に学んでいきやすいと思います。
生理について早くから親子で学んでいくことで、実際に初潮を迎えたときに、あなたに報告もしやすくなりますので、ぜひ親子で積極的に生理について学びに取り組んでいってほしいと思います。
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