圧倒的ユーザー目線で本質を見据える藤原ヒロシの眼
復刻モデルの枠組みに捉われないスタイリッシュなクロノグラフに仕上げる感性は、一朝一夕で身に付くものではない。
前回のタグ・ホイヤーとのコラボレーションにおいて、目の肥えた時計業界関係者を唸らせたのが、稀少なヴィンテージウォッチからハイエンドなコンプリケーションまで所有する藤原さんらしい、腕時計に対する審美眼だった。
誤解を恐れずに言えば、藤原さんが手掛けるコラボレーションの根幹に宿る魅力とは、自分が本当に欲しいと思うモノだけを追い求める、限りないユーザー目線にある。
今回の「タグ・ホイヤー×フラグメントデザイン キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」もしかりで、その姿勢がブレることはない。
3/3