DCモーター採用で繊細な風量の制御と静音性を実現。バッテリー駆動も大きな魅力

まずは「スマート扇風機2S」の基本性能を軽く紹介しておこう。今どきの扇風機として、まず注目しておきたいのがトレンドとなっている「DC（直流電源）モーター」を採用している点だ。
扇風機にDCモーターを採用するメリットは、AC（交流電源）モーターに比べ、回転数を柔軟に制御できること。「スマート扇風機2S」では、なんと100段階の風量調節が可能になっている。
さらに「自然風モード」を選べば、最先端のアルゴリズムを取り入れることで、そよ風のように柔らかく優しい風を再現することも可能。「自然風モード」のオン・オフを比べてみたが、モードがオンになっているときのほうが、明らかに心地良い風を感じることができた。
DCモーター自体の駆動音が比較的静かなことに加えデザイン上の工夫もあり、最小28.6dbA／最大60dbAという静音性を実現しているのも、価格に対して納得できるレベルといえるだろう。

基本性能でもっとも便利だと思ったのは、このサイズの扇風機では意外と少ない、バッテリー駆動が可能になっている点だ。カタログによれば、約4時間の充電で最長20時間駆動できるとのこと。就寝時に充電しておけば、日中は自由に持ち運びできることになる。
日常的に使っている人ならわかると思うが、扇風機の設置場所はシーンに応じて結構ひんぱんに変えたくなるもの。ケーブルの取り回しを気にせず使うことができる「スマート扇風機2S」は、家族で共有する際にも重宝するはずだ。