「豊作、復刻時計」とは……男にとって時計は名刺代わりというのは、オーシャンズでも長年お伝えしてきたところ。ビジネスにおいては、相手に信頼感や共感を与え、自身を印象づけるにも大きな役割をはたす。
なかでも復刻時計のタイムレスなスタイルは目上の相手からも認められ、名門ブランドであっても嫌みがない。
しかも今回選んだ3本のようなブルー文字盤なら、若々しい躍動感を演出できるだろう。たとえ今の自分には不釣り合いに感じたとしても、やがてそれが似合う自分を目指す目標となってくれるはずだ。
OMEGA オメガ
デ・ヴィル トレゾア
昨年、社名誕生のきっかけとなった「19 ライン オメガ キャリバー」の発明から125年を迎えたオメガの歴史でも、トレゾアはエポックメイキングな時計のひとつに挙がる。
1949年に登場した初代モデルは、いまや伝説となった30mmキャリバーを搭載。これは当時スイス・クロノメーターコンクールの審査対象ムーブメントの最大直径が30mmだったことに由来し、その限度枠まで拡大したサイズに大型テンプを搭載し、世界最高クラスの精度を誇った。
このモデルはこの伝統を受け継ぎ、搭載ムーブメントは現代の最高水準といえるマスター クロノメーター規格を手巻き式で取得する。
クラシックな手巻き式にも関わらず、72時間のロングパワーリザーブや1万5000ガウスの高耐磁性など最新鋭のスペックを秘める。
ヴィンテージ感溢れるボックス型風防に、シルクパターンを施したブルーダイヤルを備え、エレガントな佇まいはビジネスからフォーマルなシーンにも最適だ。せわしない日常の時間にも落ち着きと品格をもたらしてくれるだろう。
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