スニーカーのセレクト中は自然体でいられる
そんな逸品をセレクトしたのには、八村選手らしいワケがあるようだ。
というのも、身長2メートルを超える彼は足のサイズも大きく(34センチ!)、到底、普通の棚では靴が収まらないという宿命を背負っているのだ。そこで今回はデザイナーと相談を重ね、八村サイズでも収納可能なクローゼットをカスタマイズしたということである。
彼のエア ジョーダン・コレクションがずらりと並んだ画は実に壮観だ。
八村選手は語る。
「小さい頃からエア ジョーダンブランドが好きで、部屋を選ぶときはたくさんの同ブランドの靴が収納できるような間取りを選びました。椅子に座って、鏡を見て、今日はどの靴を履こうかと決めています。僕が自然体でいられる空間です!」。
すべては“ひと目惚れ”で始まった
そもそも自宅公開の経緯だが、かつて友人宅で見かけたボーコンセプトの家具にひと目惚れした八村選手がワシントンD.C.へ移住するにあたり、件のインテリアデザインサービスを利用したことがキッカケだ。
そこで両者のコラボが決まり、八村選手宅のトータルプロデュースプロジェクトが発足。こうして日の目を見たという流れである。
というワケで、コーディネイトはシュークローゼットだけでなく、部屋全体に及んでいる。
「練習やトレーニングで、在宅時間はあまり長くない。だからこそ、家にいるときはリラックスして過ごしたい」。
そんな八村選手の思いに寄り沿うように、テーブルやソファなどはブラックトーンで統一され、シンプルで落ち着いた空間に。かといって決して無機質ではなく、どこか温かみを感じる。本人も大いに満足しているようだ。
八村選手のシューズクローゼットやそのほかのインテリアの購入はもちろん、スタイリングサービスも日本で利用できる。
インドアライフの充実化も真剣に考えなければならないようだし、八村選手に倣ってボーコンセプトを利用してみるのも面白そう。今ならオンラインでも対応してるってさ!
[問い合わせ]ボーコンセプト・ジャパンwww.boconcept.comインドアライフ充実術 何かと外出が厳しい時季だけど、見方を変えればピンチもチャンス。自宅でアクティブな休日を楽しむ、インドアライフのジュージツジュツをデンジュ。
上に戻る 原嶋鉄人=文