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憲法記念日は絶好のフィットネス日和だ

ちなみに前回参考にしたビッグデータに目を戻すと、日本において、年間に最もアクティビティのログ投稿数が多かった日が5月3日だったそう。そう、ゴールデンウィークの憲法記念日だ。
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たしかに日本のゴールデンウィークは気持ちが良い気候で、走ったりサイクリングしたりしたくなる人が増えるのは当然に思える。もちろんこれは新型コロナウイルス感染症の影響とは無関係だった2019年のデータだ。
一方で運動する人が少なかった、あるいは例年に比べて減ってしまった日というと……。
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当然と言えば当然だけど、寒波や雨の影響を受けた日は走る人が減る。とくに雨だとより顕著に減る。
ここから言えることは、今から梅雨入りまでの期間は絶好のランニングシーズンだろうということ。運動会を9月でなく5~6月に開催する学校も増えていることだし。ちなみにWHOでは「制限が出ていなければ屋外で、周りの人との距離を保ちつつ1日30分ほど(成人の場合)の運動。もし屋外に出れない状況であれば屋内での運動」を提唱している模様。
ライフスタイルに大きな変化が起きるタイミングに直面しているけれど、こんなときは参考までにランナーのデータを眺めてみるのも面白い。
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「Running Up-Date」とは……
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
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礒村真介(100miler)=取材・文
※ストラバが発表しているYear In Sports2019(2018年10月1日~1年間のデータベースを参考にしたもの)をもとに記事を作成しています。


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