オンラインで掘るヴィンテージフレーム
続いての登場は、黒縁メガネ。ヤフオク!で発見したという「アメリカン・オプティカル」の年代物だ。
「鯖江などで作られている日本のブランドもいくつか試してみたんですが、今の既製品だとサイズがしっくりこなくて、どうしてもブリッジが大き過ぎるんです。そこで辿り着いたのが、ヴィンテージフレームでした」。
鈴木さん曰く、アメリカの大量生産が当時のアイウェアにもたらした恩恵は、豊富なサイズのバリエーションにあるという。
「昔のフレームは、レンズやブリッジの幅、テンプルの長さと、パーツごとに細かくサイズが設定されていて、この条件で数字を辿っていくと、僕の顔にもぴったり合うサイズがあることが分かったんです」。
とはいえ、現物はなかなか見つからないそうで、ヤフオク!などでまめにチェックするのが基本らしい。今では近いデザインのフレームを4~5本ほど所有。すべて、オンラインで手に入れたという。
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