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探し続けているヴィンテージハット

「オンラインショッピングでいちばん熱心に探しているのがヴィンテージハット。素材はビーバー、あるいはラビットファーに限定しています。ときには3000円なんていう破格値で見つかったりもするんですよ」。
確かに、格安で購入できるのは魅力だが、ヴィンテージを見定めるうえでコンディションは無視できない。
「幸いなことに知り合いに帽子のデザイナーがいて、普通なら微妙だと思える状態でもリペアでなんとかしてもらえます。一体どんな風に仕上がるのか。完成後のイメージを膨らませながら探すのが楽しいですね。
リペアで仕上げたお気に入りのハットとは?
1950年代頃のステットソンのユーズドは、切れかかっていた糸を縫い直す程度の修理で済みました。クラウンの形は自分で調整するようにしています」。
そんなストーリーが宿るハットは目下ヘビロテ中! ちなみに素材はビーバーとラビットファーのブレンドになる。
「このハットは傘代わりにも最高ですよ。天然素材が持つ優れた機能は今の時代でも通用するものが多いから好きなんです。そんなことを言い訳に何個も買ってしまうから、本当に切りがない(笑)」。
この様子から察するに、鈴木さんのヴィンテージを巡るネットサーフィンの旅はまだまだ終わりそうにない。
 
「オンライン買い物天国」とは……
外出せずとも自宅でポチッと買い物。こんなときに? いや、こんなときだからこそ。オーシャンズな男たちがこの1カ月にネットで買った物と、最新のeコマ事情。
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戸叶庸之=編集・文


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