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トヨタ ハイラックス シングルキャブ


2ドアピックアップの“サバイバー”

これまたオーストラリアで見つけたこちらは、その名も「ハイラックス シングルキャブ」。
実は日本で唯一販売中のピックアップである4ドアの「ハイラックス」の仲間だが、こちらは働く車らしく無塗装バンパーと素っ気ないスチールホイールが基本装備。サイズは違えど日本でいう軽トラに相当するポジションの車なのだ。
さすが農業大国オーストラリア向け。軽トラとはスケールがちょっと違う。
主に東南アジア・オーストラリアを中心とした世界約180カ国・地域で販売されている8世代目で、一昨年、生誕50周年を迎えた国際的に人気のピックアップだ。歩行者検出機能を備えた安全システムや車線逸脱警報など、セーフティ機能も抜かりなし!
さすが世界のトヨタ、これで日本を走れば、農道でも街中でもビーチでも、どんな場所でも注目を集めること間違いなしだ。
 

ダイハツ ハイゼット トラック ジャンボ


軽トラ界の革命児

よく考えてみたら、日本には至極身近な働く2シーターがある。日本人らしい創意工夫と研鑽が詰まった軽トラである。そのなかでも革命児的存在がダイハツの「ハイゼットトラックジャンボ」だ。
従来のハイゼットの運転席後方にスペースを持たせたロングキャブ版で、一時は納品に約1年も要した人気ぶりだった。
そのいちばんの理由は、従来の標準ボディでは前後スライドしかできなかったシートが、初めて後ろに40度リクライニングできるようになったこと。軽トラユーザーからすればこれだけで泣けるほどの革命なのだ。
こちらは、10年連続販売台数トップの通常モデルの「ハイゼット トラック」。
さらに軽トラ初の衝突回避軽減ブレーキ「スマートアシストⅢt」の採用で安全性も抜かりなし! ありがちな白一辺倒だけでなく、ピンクやミントカラーを含む計8色展開だ。
海外で若者に人気だという軽トラ。手軽に乗れて、リクライニングで仮眠もできるとなれば、日本のおじさんである我々も十分に楽しめるのでは?


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