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2020.05.14

からだ

一流アーティストのバックダンサーが毎朝行う、バランスボールを使った“ながらトレ”

「デキる男のコンディショニング術」とは……
体を整えれば心も整う。自らを整えるために、自己流のコンディショニング術を実践する男たち。
今回、話を聞いたのは、ドリームズ・カム・トゥルー、倖田來未、ジェジュン、BTSら、一流のアーティストのバックダンサーを務めてきたパフォーマーの田中 亮さんだ。
田中 亮さん。1980年(昭和55年)生まれの40歳。趣味はゴルフで、愛妻と愛犬リタと暮らす。
21歳で地元三重県から上京。初めての仕事は、まだスターダムに駆け上がる前の倖田來未さんのステージだった。そのときのパフォーマンスが業界関係者の目に留まり、安室奈美恵さんのステージに抜擢された。以来、コンサートや音楽番組を中心に、バックダンサーとして音楽シーンの第一線で活躍し続けている。
彼が毎朝欠かさず行っているのが、バランスボールを使ったコンディショニングだ。
ファッション好きな田中さんの私服はこちら。
華々しいキャリアを誇る田中さんだが、数年前、潰瘍性大腸炎により長期休養を余儀なくされたことがある。5年の療養を経て、現場復帰を目指してトレーニングを始めた頃に出合ったのが、バランスボールだった。
専属トレーナー・福元翔太さんの指導のもとで、バランスボールを使ったトレーニングを行う。田中さんの険しい表情から、相当ハードなトレーニングだとわかる。
「パフォーマーは、アーティストのステージを盛り上げるのに欠かせない存在。もし復帰を急いでケガでもしたら、ステージに穴をあけ、もう2度とアーティストたちの信頼を得られません。だから自重トレーニングでインナーマッスルを鍛えて、もとの体に戻すことを考えました。そのときに専属トレーナーの薦めでバランスボールを取り入れたんです」。


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