街に映えるアヴァンギャルド
DS・3クロスバック
全長4120mm×全幅1790mm×全高1550mm。ラゲージ容量は通常で350L、後席を折り畳むと1050L。車両本体価格363万6000円〜。シトロエンの高級車ブランドであるDS。2019年6月に登場した「DS3クロスバック」はコンパクトかつ高級SUVということになる。
見た目はゴシックテイストで、ひし形が組み合わされたスイッチパネルなどインテリアも斬新だ。エンジンは1.2Lターボだが組み合わされるトランスミッションは8速ATとなる。
2WD（FF）で特に悪路走破性を高める機能はないが、先進安全機能はC3エアクロスより進化していて、ACCでは車線内で左寄り・右寄りといった任意の位置をキープして自動走行できたり、渋滞時の自動再発進機能が備わっている。
2WDか4WDが選べる伊米合作
ジープ・レネゲード
全長4154mm×全幅2360mm×全高1435mm。車両本体価格299万円〜。丸い目、7本の縦スリットとジープ伝統の面構えだけど、搭載されている1.3Lエンジンはフィアット製。そう、2014年のフィアットとクライスラーの合併（FCA=フィアット・クライスラー・オートモービルズ）を象徴する、伊米合作コンパクトSUVだ。
2WD（FF）のほか、このクラスの輸入SUVとしては唯一4WDモデルも選べる。ちなみに2WDは6速AT、4WDは9速AT。装備類は衝突被害軽減ブレーキなど基本的な安全機能は標準で装備されるなど必要十分。さらに4WDモデルは、ジープの名に恥じない、悪路走破性を高めるさまざまな機能が備わる。
街乗りだけと割り切るなら2WDモデルを、山にも躊躇せず連れて行きたいなら4WDがオススメだ。
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上に戻る 籠島康弘＝文
