手に入れる最後のチャンス?
プジョー・2008
2013年に日本デビュー。実は新型は今年1月に本国フランスでデビューしているから、間もなく日本も切り替わるはず。
そんなモデル末期の「2008」だが、新型はひと回り大きくて、全長は現行型の+140mmとなる4300mm。顔も今よりタフな面持ちなので、街乗りにやさしいSUVをお求めなら、今のうちにチェックしておきたい。
2WD(FF)だけど、雪道や砂など滑りやすい路面でも走行を安定させてくれるグリップ・コントロールが備わる。ACCや衝突被害軽減ブレーキはもちろん、グレードによっては車任せで縦列駐車できる機能も。
現在は「GTラインブラックパック」と「クロスシティ」の2つの特別仕様車が販売されており、しかも今なら25万円オフとなるクーポンまで用意されているから、気になる方は急がれたし。
小さいけれど、広くて強いSUV
シトロエン・C3エアクロス
2019年5月に登場した「C3エアクロス」。実は上記の「2008」と同じプラットフォーム(車の骨格)を使うけれど、同じ食材でも調理方法が変わるとまったく違う味になるように、「2008」とは違う魅力を持つ。
1.2Lターボ×6速ATを装備し、2WD(FF)仕様。そして乗り心地はシトロエンらしくふわっと優しい。また「2008」同様グリップコントロールが備わるが、そこに急な下り坂でアクセルやブレーキ操作をしなくても、一定速度で降りられるヒル・ディセント・コントロールも加わり、坂の多い街でも安心だ。
ほかにも後席が左右それぞれでスライド/リクライニングできるのも「2008」にはない機能だし、ラゲージも広い。一方でACCや衝突被害軽減ブレーキといった先進安全機能、車任せで縦列駐車できる機能が標準で備わる。
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