力を抜いてもシックに見せる黒の効能
アーバンリサーチ PR 中山慶人さん Age 36仕事柄、平日は“ちゃんと見え”するきれいめファッションを好む中山さん。そんなスタイルとは一転、休日ともなればトラックパンツにスニーカー、ベースボールキャップというカジュアルなアイテムたちを溺愛する。
「例えオフでも色合わせだけは注意します。もっとも簡単なのは、頭からつま先までをワントーンで統一させること」。おっ! これは
以前も紹介したコーディネイトテクニック。やっぱり黒って、だらしないスタイルのお助けカラーになりますね。
[左]襟を立てたコートと、キャップの組み合わせもこなれ感の鍵。「よりカジュアルに見えるので、週末に特に出番が増えるアイテムです」。
[右]「ニードルズの人気モデルに、色別注を掛けたもの」というトラックパンツの控えめなサイドラインと、ハイテクなスニーカーが好相性。
楽に身を委ねても清潔感は譲れない
ストラスブルゴ メンズバイヤー 時松祥吾さん Age 41ストラスブルゴといえば、キレイめファッションが好きな男の頼りどころだ。そのバイヤーを務める時松さんは、20代の頃からデニム&古着ラバー。「普段はカッチリとすることが多いぶん、仕事から解放される日には、そんな“昔取った杵柄”に頼りっきり」。
ただ、歳を重ねるにつれて小汚く見えないアイテム選びを心がけるようになっているという。「とにかく汚く見られたくなのが一番。だから、自分の中でも最もゆるい服であるワイドシルエットのオーバーオールも上質なレザーを羽織ったり、シャツを挟むくらいの工夫はしますね」。
[左]「スタンダードだけど、高級感があるのが決め手です」というライトグレーのレザーシューズ。品良く見えつつも、気張って見えない具合がちょうどいい。
[右]「オーバーオールのインナーがボロボロのスウェットだと、ハマりすぎちゃうので(笑)」と選んだのは、ウール仕立てのブラックのバンドカラーシャツ。
比嘉研一郎、恩田拓治=写真(取材) 髙村将司、増山直樹、今野 壘、谷中龍太郎、菊地 亮、増田海治郎=文