新型コロナウイルスの感染防止のため自宅待機が要請される一方で、医療従事者や生活インフラのに携わる方、介護や通院などの健康に関わる理由など、どうしても外出しなければならない人々がいる。
もちろん外出には感染リスクが伴うわけだが、そうした人々の不安を解消しようと、中古車販売の「ガリバー」が移動を必要とする全国の1万名に、車を無償提供する支援を4月15日（水）より開始した。
車でひとりきりで活動すれば、感染リスクの少ない移動が可能だ。
対象者は次の人たちとなる。
・医療従事者
医療現場への通勤の足として、検診を行うための足として車を3カ月間無償提供。
・移動が必要なワーカー
リモートワークができず、職場や現場に出勤せざるを得ないワーカーに、企業・個人を問わず、通勤用の車を3カ月間無償提供。
・配送が必要な飲食店および小売店
店を開けられない飲食店や、配達業務の必要があるけれど車がない業者のために、配達用の車を3カ月間無償提供。
・移動が必要な一般生活者
長期利用の通院や介護など、長期的な外出が必要な人のために、自家用車代わりに車を3カ月間無償提供。
一時的に外出が必要だが、公共交通機関が不安な人のために最大3泊4日無償提供。
希望者はまずLINE特設アカウント「ガリバークルマ支援」を友だち登録をして、申し込む。問い合わせが多数の場合、返事が遅れる可能性もあるという。
LINE特設アカウント「ガリバークルマ支援」はコチラのQRコードからアクセスできる。車の受け渡し方法は、全国のガリバー店舗および運営会社のIDOM関連店舗にて行われる。なお、一部店舗は対象外となる。
仕事での移動はもちろん、普段の生活のなかでも、電車を使うことに不安を覚える方は多くいるだろう。人との接触を避けることは、命を守る行動。気になった方は、迷わず下記から詳細の確認を。
［問い合わせ］ガリバークルマ支援https://support.idom-inc.com 籠島康弘＝文
