OCEANS

SHARE

謙虚な姿勢を忘れず、自分らしくいること

 
 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Still got it . ?: @sydg_
Damian Lillard(@damianlillard)がシェアした投稿 –
 
また、過去には元チームメイトのマイアーズ・レナードがリラードの人柄を絶賛し、彼の成功を秘訣を次のように説明している。
「デイミアンは僕たちにとって素晴らしいリーダーです。彼は、僕が彼に初めて会った夜と同じように、今でも謙虚なまま。若手と話し込んだり、ともに練習する姿も度々見かけます。ときには僕に話しかけてくれることもあれば、ピックアップゲーム後に僕を横に置き、彼が試合中に何を見ているかなど、戦術的なアドバイスをくれたこともあります。彼は試合だけではなく、すべての事柄を異なる角度から見ていて、僕は彼の謙虚な姿勢に本当に感謝しています」。
もちろん、彼がリーグNo.1のクラッチシューター(終盤などのここ一番で大事なショットを決める人)であることを忘れてはいけない。圧倒的な勝負強さで幾度となくチームを勝利に導いてきた。リラードは、NBAのトッププレーヤーにして親分気質、そして、面倒見がよく、謙虚。コートの内外でもベストな存在で、チームのロールモデルなのである。
リーダーの多くは、リラードのようにチームで主役と見られがちだ。だが、当の本人は、リーダーとしての責任を良い意味で軽んじている一面もある。
リーダー職を重荷に感じている人に向けて、リラードは語る。
「俺がやるべきことは、俺らしくいることだ。俺がリーダーになってまず始めに言ったことは、自分のことは自分でやれ、ということ。そして、賢明に働き、コーチの話に耳を傾け、コーチの要求を受け入れ、チームメイトへ対する責任を全うする。もし自分が毎日そういう人間であれば、みんながリスペクトしてくれるだろう。
自分がステップアップしたり、チームの誰かに何かを言わなければいけないときは必ずくる。でも、リーダーは自分がすべてをコントロールし、すべてをこなすような役割ではないんだ。正直に言うと、俺はリーダー論にはあまり興味がない。結果はチームで成し遂げた成果であって、俺がヒーローになるのはおかしい。どれだけ互いの意見に耳を傾け、どれだけ信頼しあえるかだろ」。


4/4

次の記事を読み込んでいます。