2つに分家したランクル
道なき道も平然と走れる車として開発された「トヨタ ジープBJ型」。その2代目の後継モデルが初めて「ランドクルーザー」(20系)と命名され海外へも輸出を開始。1960年には3代目の40系が生まれた。
ステーションワゴンタイプの“ランクル”一方、1960年代になると北米を中心に四駆のレジャー用途が高まり、1976年、そのニーズに合わせて本家の40系から分家したランドクルーザー55系が登場。
以降60系や80系へと続くステーションワゴンタイプのランクルの礎を築くことになった。本家よりもホイールベースを長くして、長距離の移動の快適さや積載能力が高められている。この55系の2代目が60系、いわゆる「ロクマル」と呼ばれるモデルで、1980年に登場。
ステーションワゴンタイプは60系のあと、80系、100系、そして現在の200系まで続く。
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