角形のフォルムに宿る時計づくりの独自の創造性
HERMÈS
エルメス/カレH
エルメスにとってスクエアとは特別なフォルムなのだろう。それはスカーフに代表される、クリエイティビティの原点なのだから。
2010年、デザイナーのマルク・ベルティエによって正方形の腕時計は誕生した。
そして今回、ベルティエはケース幅を従来よりも約2mm拡幅するとともに、大胆な円のグラフィックはまるでコンパスを思わせる。時を計測するのが腕時計であるならば、それは探検家が手にする計器にも通じるというコンセプトから。スポーティなストラップも冒険心を喚起する。
1世紀以上の時が過ぎても、その斬新さは今なおモダン
TISSOT
ティソ/ティソ ヘリテージ バナナ
1916年に誕生したティソのアーカイブを現代に蘇らせた復刻デザイン。縦49mmのケースは斬新な印象を与えながらも、カーブしたフォルムが心地良い装着感を生む。さらに放射状に滑らかな曲線で描かれた数字インデックスやドレッシーなブルーのスペード針は、当時のアールヌーヴォー様式のエレガンスを醸し出す。
この日本限定モデルでは、エナメルを思わせる艶感のあるノーブルなホワイトダイヤルに、ブラックのレザーストラップを組み合わせ、モダンな美しさを際立たせる。
3/3