③一家に一台。一度に二度美味しいホットプレート
──で、トリを飾るのが……?ヒデ こちらのホットプレート。「感動した!」とは小泉元総理の名文句ですけど、僕はこっちの“小泉”さんに感動しましたよ。一家に一台あると楽しいし、一度に二度美味しいんですよ。
──ちょっとややこしいのですが、セパレートできるんですね?ヒデ そうです。しかも、それぞれで温度も変えられるのがいい。例えばミートソースを片方で作って、クリームソースをもう片方で作ってもいい。子供はしょうゆ味のお鍋、大人は辛い鍋なんて使い方もできます。もう白と赤で食のクラシコの始まりです。
──確かに!ヒデ チーズフォンデュでもいいでしょうし。おでんもいいんじゃないですか。そんなときは、ちょっとミニコントを仕掛けたいところ。暖簾をくぐるふりをして、「女将、やってる?」って入ってきたら、奥さんが「あら、ヒデさん今日は早いのね」なんて言ってね。
──楽しそう! ヒデさんもよくご自宅でホットプレート系の料理はされるんですか?ヒデ やります、やります。妻が楽できますし、子供たちも喜びますからね。
──みんなで楽しめるのがいいですね。ヒデ そこがやはり、いちばん大きいでしょう。このホットプレートで作れるのは料理じゃないんです。団欒という家族との温かい時間なんです。
──うまい!◆
決して必須ではない。だけどあったらちょっと便利。その些細な喜びの積み重ねが、日常の豊かさを生むと実感。うん、家電はやはり奥が深い。
春のなんでも3選’S この春の やりたい! 知りたい! 手に入れたい! アレコレをジャンルレスでピック。それぞれの“3選’S”を披露する。
上に戻る 鈴木寿教=写真 菊地 亮=取材・文