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そもそもラングラーには、全モデルに圧倒的なオフロード性能のお墨付きを得た「トレイルレーテッド」バッジが冠されている。もともとの素性の高さに加えて、抜群のフットワークと最新電子制御システムを持ってして悪路を悠々走破していくのがこの2ドアの「ラングラー ルビコン」なのだ。
心臓部には力強さが魅力の3.6ℓペンタスターV型6気筒DOHCを搭載し、最高出力284ps、最大トルク347Nmというパワーを誇る。ドロドロとした低いサウンドとトルクたっぷりのV6エンジンの設定が、最強の悪路走破性を持つルビコンにぴったりとハマる。
2ドアゆえに街乗りでの取り回しもしやすく、現行型なので高速での直進性もラクラクと、ジープがより身近な存在となった。
ラングラー ルビコンの祖先にあたる「ウィリスMB」は、“極めてまれな機械芸術表現のひとつ”として、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に展示されている。
オフロードで最強な「ラングラー ルビコン」は、平和な時代だからこそ、本物を求める大人たちに突き刺さる。
大戦中、軍用車からその歴史をスタートさせた「ラングラー ルビコン」。平和な時代に感謝しながら、ジープ最強のオフロード性能を思いっきり楽しもうではないか。
 
カストロトシキ=文 柏木龍馬=写真


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