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「僕はあなたの下僕です」という謙虚な心を忘れずに

澤木:今回ご紹介するのは「サーバントエクササイズ」。つまり、お給仕ですね。片手でお盆を持ち、ググッと腰を落としてお盆を差し出す。「お客様、ご注文の品でございますっ!」。そんな雰囲気でやっていただきたい、ながら筋トレです。
●サーバントエクササイズ
糖質オフ男
片方の肘を直角に曲げてお盆を手の平に(お盆の上に置くのは持てる範囲の物でOK)。腰をゆっくり落として、お盆を持っているほうの膝をつく。背すじと目線はまっすぐに。
糖質オフ男
物を落とさないようにバランスをとりながら肘をゆっくり伸ばし、口角を上げて「どうぞ」。肘を伸ばしきったところで5秒キープ。これを左右各5回+各5秒キープ。1セットで十分キツい。
オフ男:あっ、これはかなりキツいですっ! 腕がつりそうっ!
澤木:肩まわりの三角筋と上腕二頭筋に対して強烈に効く筋トレです。お盆を前に差し出すときはできるだけゆっくり。腰を落とすときも、腰を上げるときも、すべてゆ~っくり行ってください。
オフ男:下半身への負荷もハンパない。スクワットよりキツいっ!
澤木:これをやった翌日、おそらく太モモはパンパンでしょうね。ポイントは、腰をできるだけ低く落とすこと。目線はお客様より下にという意識を持ってください。あくまでもオフ男さんは「サーバント」、召し使いだという思い込みを忘れずに。いつもの斜め上から目線ではいけません。
オフ男:斜め上から目線……。
澤木:それと、お盆を差し出すときはできるだけゆっくり「さぁ、どうぞ」と。心は「あなたの下僕です」的に! そしていちばん大切なのは口角を上げることです。
オフ男:口角いります?
澤木:口角を上げるのは、澤木流ながら筋トレのモットーです。顔のタルミはなくなるし、相手に好印象を与えられるし、メリットは計り知れませんよ。オフ男さんいつもふて腐れ顔なんで、口角を上げる習慣をつけてみてください。そうすればもっと出世しますよ。
オフ男:今日はかなり辛口ですね。
糖質オフ男
カラダの曲がり角といわれる「37.5歳」、もう若い頃のような食生活ではいられない。格好良くいたいのであれば、生活に「糖質オフ」を取り入れることが肝心だ。そんな中、一風変わった”糖質制限生活”を送る男がいた。その名も、糖質オフ男。ストイックなダイエットでも筋トレでもなく、独自の糖質制限法でスマートにカラダをキープしていく、アラフォービジネスマン・糖質オフ男の哲学を紹介していこう。上に戻る
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【取材協力】パーソナルトレーニング「SAWAKI GYM
「理想のカラダに導く究極のトレーニング」を提供してくれるパーソナルトレーニングジム。専門知識をもつパーソナルトレーナーがカウンセリングを行い、個人に合ったプログラムを策定。その個別プログラムに従い、オーダーメイドのトレーニング指導、食事指導を提供。目標を達成するまで完全サポートしてくれる。[早稲田本店]
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楠田圭子=文 イラスト=波打ベロ子 写真=藤村のぞみ


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