学芸大学の旅は続く。 前回は東口だったが今回は西口を出る。徒歩2分で目指すビストロ、「えさけ Et Ca Qu’est」に到着した。 パリの街角を思わせる外観。いかにもフランス語のような「Et Ca Qu’est」だが、のちに小粋な語呂合わせだとわかる。 店内には看板娘の姿が。オープンは2019年7月。こじんまりとした空間だが、フランスのビストロで供される定番料理と厳選されたフランスワインが楽しめる。 LEDライトの炎が揺れる電気暖炉が嬉しい。さっそく、おすすめのワインを聞くと「アルザスのリースリングはいかがでしょう。和梨風味でやさしい甘めのワインです」。リースリングとは「気位が高く繊細」といわれるぶどうの品種。そして、味の表現にもやさしさを感じる。 「抽象的な表現ではなく、できるだけ皆さんが食べたことがあるもので説明しているんです」。グラスは800円。いただきましょう。