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取り付けは省エネ&使うときは省スペース

パンダのようにルーフレールのある車なら、ルーフトップテントを車に取り付けるのはとても簡単。ルーフレールに2本のクロスバーを左右に渡し、そのクロスバーにルーフトップテントを載せ、ジョイントのネジを手で締めるだけ。
パンダのような小型車でも、ルーフレールがあれば、問題なく取り付けられる。
それにこんな小さな車のルーフに何か載せて走るってだけで、なんか可愛い。Sサイズのルーフトップテントで、重量は大人2人で載せられる程度。これが「作業」といえば作業だけど、一度装着したら、普段の街乗りの際に邪魔になることはないから、そのまま載せっぱなしでもOKだ。
一般的にルーフトップテントは車の左右どちらかの横か、車の後ろに展開(梯子を降ろす)するのだが、今回の2代目パンダの場合、写真のように車の前にも展開できてしまった。
前方への展開なら、車の左右や後ろにほかの車がある車中泊可能な道の駅の駐車場のような場所でも、簡単に車上泊ができてしまう。
省スペースで言えば、前回紹介したキッチンキャビネットも、車のバックドアを開けてあっという間に寛ぎのスペースをつくれてしまうこのトイ・カー。だから車を停める場所さえ見つかれば、あっという間にキャンプが始められる。
テントやテーブルを設営できる場所をうろうろ探す時間も省けるってわけ。その分、キャンプを楽しむ時間が増える、まさに「到着したらすぐに寛げる」車なのだ。

とまあ、設営時間を大幅に省き、設営スペースまで省いてしまったトイ・カー。これなら車中泊でもキャンプでも、遊ぶ時間を長ぁ〜く取れる!
というわけで次回は、完成したトイ・カーで実際にオートキャンプに出かけてみるぞ!
 
[取材協力]
カードローブ
Instagram:@cardrobe_tokyo
オートプロズ
0779-89-2171

www.auto-proz.com
 
籠島康弘=文


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