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まずは静水域での使用がおすすめだが……

ココペリ
岸からは歩いて行けないポイントでの釣りや、クライミングポイントへのアプローチなど、使い方は無限大だ。
荷物の積載量や安定性を考慮して、日本総代理店を務めるモンベルでは、まずは湖や入江など静水域での使用をおすすめしている。リバーツーリングやリバーランニングでは、従来のインフレータブルカヤックやホワイトウォーターカヤックに利があるからだ。
ココペリ
ハードなホワイトウォーターで使えるモデルの開発も進んでいる。
しかし、このアクティビティとギア自体がまだ発展途上にあり、遊び方もまだ確立されていないのが事実。海外では、釣り船のように使ったり、ホワイトウォーターカヤックとして使ったりと、年々その用途は広がりをみせている。
日本でも、首都圏であれば多摩川や桂川など電車でのアクセスが容易な川だけでなく、山間部の源流域や山上湖や島旅など、背負って歩けるメリットを活かしたフィールド開発が熱心に行われている。
ココペリ
生地が丈夫なので釣りに使っても問題ない。場所によっては、魚を独り占めできるかも?
ちなみに、ココペリの3名の創業者も熱心なアウトドア愛好家である。仕事が忙しくなると、彼らの遊びに行く時間は減ってしまう。ビジネスではあるが、日本からのオーダーがたくさん届くとちょっと嫌がるのだそうだ。
そんな本当にアウトドア遊びが好きな人たちが手掛ける船だからこそ、信頼がおけるのである。日本からたくさんの注文を送って、彼らを困らせてやろうじゃないか。
ココペリ
[問い合わせ]
モンベル・カスタマー・サービス
0088-22-0031(フリーコール ※携帯電話、IP電話などから利用不可)
06-6536-5740
www.montbell.jp
池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真


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