「糖質オフ男」とは…接待ゴルフでの大叩きが続き、焦りに焦った糖質オフ男。そこで
前回はパーソナルトレーナー、澤木さんの提案する、腹斜筋を鍛えるグレイテストな筋トレを伝授され、地道な努力を続けていた。そして、目標のパーを達成する回数も徐々に増え出したのだが……。またしても新たな課題に直面していた。
【アドバイザー】澤木一貴さん(パーソナルトレーナー)パーソナルトレーナー。
SAWAKI GYM代表取締役。1971年生まれ。大手フィットネスクラブトレーナー、整形外科病院でのスポーツトレーナー課主任などを歴任。現在は新宿区早稲田にパーソナルトレーニングスタジオをかまえ、指導にあたるかたわら、メディアや講演会を通じてさまざまな健康情報を発信している。
硬い筋肉がスイングを阻害する
オフ男:ワールドグレイテストストレッチのおかげで、心なしか飛距離も伸び、球のコントロールもうまくできるようになったような気がします。あと、ほんの少しですが、大叩きも減りましたよ。澤木:それはよかった。で、今回はゴルフとは別の悩みで? しょっちゅうウチのジムに来ては、仕事先からの直行直帰という体が続いているようですが、会社の方は大丈夫ですか?
オフ男:サボってるわけじゃないんで。就業時間はしっかり働き、それから直帰ですから。それでウチの会社は問題ないんですよ。僕はちゃんと報・連・相もしてますし。澤木:報・連・相も大事ですが、ほうれん草も大事です。鉄が豊富というイメージが強いですが、活性酸素を退治してくれるβカロテンもいっぱいなので、オフ男さんのように仕事のストレスが溜まっているいる人にはおすすめです!
オフ男:……まあ、ほうれん草を食べることも心がけます。澤木:で、今日は?
オフ男:スイングするとき、体に安定感は出たのですが、どうもひねりにくくて。フルスイングすると、こう、腰がもってかれちゃうというか……。澤木:それは、あきらかに体幹が硬くなっている証拠ですね。まあ、筋肉がついてくるとそうなっちゃうのは仕方ないんですが、ゴルフとか、野球、テニスなどの体をひねる動作が多いスポーツでは、硬い体幹は動きを阻害するので、パフォーマンスの低下をもたらしますね。
オフ男:でも、ワールドグレイテストストレッチをしていればストレッチの効果も得られるわけですよね?澤木:よく覚えてましたね(笑)。もちろんです! 確かにその通りなんですが、スイングする際の可動域を広げるのに、もっといいやつがあるんですよ。
オフ男:……結局、僕はどうしたらいいのでしょうか?澤木:では腹を柔らかくしてスイングの可動域を広げるストレッチ、お教えしましょう! 筋トレとストレッチはセットで行うのが基本です。硬い筋肉は体の動きを阻害します。スポーツをする人なら、なおさらストレッチはセットで行うべきなんです。
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