こんな街着感覚のウェアで、カジュアルにプレーするのが西海岸流。ゴルフ場へ向かうのもクルマではなく
気軽な電車での移動(※5)を提案したい。
「僕らは“クラブは7本”と決めています。もちろんゴルフバッグも軽量タイプです」。(遠藤さん)
そう、プロがトーナメントで使うような大型のキャディバッグは必要ない。タオルやグローブなどは“外見せ収納”にして
アクセサリー感覚で楽しむ(※6)。そんな工夫をいろいろと試してみることが、新たなゴルフスタイルの発見につながるのだ。
西海岸のゴルファーたちはコースでのラウンドぶりも振るっている。ジョン・アシュワースがオーナーを務めるサンディエゴの「
ゴートヒル・パーク(※7)」。コースには陽気な音楽が流れ、子供を連れて行っても、犬を連れて行ってもOK。カジュアルさ全開のオープンコースだ。
かつての厳しいドレスコードもずいぶん緩和され、日本のゴルフシーンも相当カジュアルになってきた。とはいえ、アメリカとの差はやはり大きい。
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