オプションがあれば、さらに使用用途が広がる
ジェットボイルには各種オプションも充実しており、組み合わせ次第で使用用途を拡張することができる。例えば、1.5Lサイズの広口の大鍋を追加すれば、複数人で鍋を囲むのに便利だ。雪山で雪を溶かして飲み水を作る、なんてハードなシチュエーションでも重宝されている。
【オプション】1.5L クッキングポット縦長の筒状のカップ形状を生かした、コーヒープレスも人気のオプション。開発に力を入ているギアのひとつで、この春からより繊細な仕様へとバージョンアップされるそうだ。創業者のひとりであるペリー氏は、毎朝目覚めてすぐにジェットボイルを使ってコーヒーを淹れることが日課だそう。
【注目オプション】コーヒープレスちなみに、創業当初に作られた初期型モデルは、「PCS(パーソナルクッキンシステムの略)」と名付けられていた。お湯を素早く沸かすことはもちろんだが、「ひとり分の料理を素早く作るための道具を作りたい」という創業者たちの想いがよく伝わる名前である。
つまり、湯沸かしだけでなく、自宅でコーヒーを淹れたり、料理に使ったりしてこそ、ジェットボイルの実力を味わい尽くすことができるのではないだろうか。ちなみに、料理での詳しい使い方は『ジェットボイル クイックレシピ55(mont-bell BOOKS)』なるレシピ本が発売されている。大いに参考にして、日常からこの名機を使い込んでいただきたい。
※ジェットボイルを使用する際には、必ず専用のガス燃料「ジェットパワー」をご使用ください。[問い合わせ]モンベル・カスタマー・サービスフリーコール:0088-22-0031電話:06-6536-5740www.jetboil.jp池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真