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日本からの要望が生み出した小さめサイズ

続いてご紹介する「マイクロモ」は、ひと回り小さめサイズのモデル。容量はひとりならば必要十二分な0.8Lで、重量は約400gとより軽量・コンパクトに設計されている。
じつは、輸入を始めた当初、モンベル社内のハードユーザーは1Lサイズでは大き過ぎると製品を自らカットして愛用していたそう。それを耳にしたメーカーが「ならば」と正式に作ったのがこのモデルなのだ。結果、ひとりキャンプや登山用として重宝され、現在に至るまで売れ続けている主力モデルにまで成長した。日本生まれのヒット作なのである。
【進化型】JETBOIL®マイクロモ
ジェットボイル
手軽なサイズ感だが、基本構造は定番型を継承しており、使い勝手の良さは不変だ。
「一般的なバーナーは、冬場や高所など、低温環境で安定した火力を発揮しづらいという弱点があります。その問題を解決するために、マイクロモには低温時でも火力を安定させる『サーモレギュレーター』という機能が搭載されています」。
見た目には小さな違いだが、寒い日の屋外でバーナーを扱ったことがある人ならば、このありがたみが実感できるだろう。
ジェットボイル
銀色のパーツがサーモレギュレーター。氷点下(−6℃まで対応)でも、安定した火力を発揮してくれる。


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