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2020.01.17

からだ

地味なダンベルトレーニングで、ワインが美味くなる!?|糖質オフ男

糖質オフ男
「糖質オフ男」とは…
霜降り腹の恐怖におののく糖質オフ男。いまだかつてない焦燥感を感じたことから、自身の信条を捨て去り、ジム通いをすべきかと悩みに悩んでいる今日この頃。
そこで、ビール大好き、コーラ大好き、呑みの誘いは断らないが信条の、異色のパーソナルトレーナー・澤木一貴さんに、自身の迷いを解消すべく、今日もまたSAWAKI GYMへと足を運ぶ。はたして、オフ男の決断は!?
【アドバイザー】澤木一貴さん(パーソナルトレーナー)
パーソナルトレーナー。SAWAKI GYM代表取締役。1971年生まれ。大手フィットネスクラブトレーナー、整形外科病院でのスポーツトレーナー課主任などを歴任。現在は新宿区早稲田にパーソナルトレーニングスタジオをかまえ、指導にあたるかたわら、メディアや講演会を通じてさまざまな健康情報を発信している。
 

花形マシンより、地味系マシンがかっこいい

澤木:どーもオフ男さん! ウチのジムに来るスパンがどんどん短くなってますね。そろそろ本格的にジム通いをしてみようって思いませんか?
オフ男:できれば、したくないんですよ……。
澤木:今日はさらにおよび腰ですね。
オフ男:いや、歳をとるごとになんとなく太りやすくなったり、代謝が悪くなったり、格好悪くなっていく一方な気がして。もはやライトな筋トレでは追いつかなくなっていくのかと。
澤木:いやいや。そんなことはないですよ。誤解を与えたかもしれませんが、ジム通いがマストだとは私も思っていませんから。なんせ1日3分の筋トレで楽に痩せられる、なんて本を出している男ですよ。
オフ男:澤木さんに聞くのもなんですが、24時間ジムとかでマシンを使ったトレーニングなんかもやったほうがいいのかと。
澤木:私にそれを聞くとは、さすがオフ男さん。若さゆえの怖いもの知らずってやつですね。いいでしょう。ただ、手前味噌ではなく、パーソナルジムとそういった24時間ジムで得られるものは別物ですよ。とはいえ、使い方次第ではそれなりに有効だと思います。
オフ男:すいません! ……怒ってます?
澤木:いやいや、怒りませんよ。これが怒ってる顔に見えますか? 24時間ジム、最近増えてますからね。鍛える人が増えるのはいいことです。しかし、オフ男さん、これだけは約束してください。“スポーツジムの潤滑油”となれ!
オフ男:?
澤木:ジムの中で、あえて不人気&地味なマシンや器具を使って鍛えろ、ということです。
オフ男:地味な器具?
澤木:例えばダンベル系ですね。でも、自宅ではダンベルを重量別に何種類も揃えられないでしょう? ジムだったら、重さがどんどん変えられる。これ、大きなメリットです。だからダンベルを使ったトレーニングは必ずやってほしいですね。
オフ男:逆に花形の器具ってどんなものです?
澤木:ベンチプレスとか、ローイングマシンとか、最近だとスミスマシンとかです。「オレ、鍛えてるぜ〜」感がすごいやつ。やってる姿も派手でしょ。そしていつも順番待ちが絶えない。そんなの時間の無駄だと思いませんか。そこで、誰も触ろうとしない重量別ダンベルに目を向けるわけです。
オフ男:なるほど。
澤木:そんな紳士な振る舞いができるオフ男さんは、ジムの設備がフル活用されるための潤滑油、ということです。オフィスでも、さまざまな人に気を配って全体のバランスが取れる。そんな存在になっていただきたい!
オフ男:なるほどー!


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