OCEANS

SHARE

  澤木さん

ワインをクールに注げる男になれる!?

澤木:今回はリストカールです。すごーく地味です。
オフ男:ほんとに地味ですね。
澤木:……しかし! 手首の筋肉を鍛えることって、ほとんどの人がやらないと思うんです。でも、実はすごく大事な筋肉なんで、ぜひ鍛えてほしい。
オフ男:その理由は?
澤木:腱鞘炎が予防できます。デスクワークで、とくにPCを使うことが多い人にはおすすめです。それと、とっておきなのが、ワインを格好よく注げるようになるってことですかね。
オフ男:は?
澤木:私、ワインも大好きで。知り合いのソムリエさんのワインの注ぎ方がすごく格好いいと思って、真似したら、全然、手首がクイッと格好よく反らないんですよね。う~ん、これは手首の筋肉に問題ありだと気付いたわけです。そこで行ったのがリストカール。これって手首の筋肉を鍛えつつ、ストレッチする効果もあるんで、手首がクイッと格好よく反らせるようになるんです。最近、けっこう様になってきましたよ。
●リストカール
糖質オフ男
逆手でダンベルを持ち、両脚を肩幅に開き、太腿と床が平行になるくらいまで腰を落とす。前腕部が床と平行になるくらいに肘を曲げてスタンバイ。
糖質オフ男
手首から上を動かさないようにして、ダンベルを上に持ち上げ、ゆっくりと元のポジションに戻す。これを繰り返す。目安は左右15回×3セット。
オフ男:僕にとっては、腱鞘炎予防のほうが魅力ではありますが、やってみようかなって気にはなってきました。
澤木:マシンでも器具でもベンチでも、長時間独占しないことですね。譲り合いの精神です。そういう意味でも、地味な器具を使ったトレーニングを間に挟みながらジムでの時間を過ごせる人って、最高の潤滑油になっているってことです。まあ、そういう人のほうがジム通いも長続きしていますよね。
オフ男:「いつもベンチプレス独占している奴がいてさ〜」とか愚痴っている人、会社にもいます。そういう人たちって生活のサイクルが似てるみたいで、いつも遭遇しちゃうらしいですね。
澤木:よく聞く話です。しかしそんなことで愚痴を言うのはスマートじゃないですし、いずれ居心地が悪くなって辞めちゃったりするんですよ。
オフ男:教えていただいた筋トレ、地味だけに自宅でもできそうなんで、ジムはもう少し考えてからにしようかと。
澤木:……なるほど!
糖質オフ男
カラダの曲がり角といわれる「37.5歳」、もう若い頃のような食生活ではいられない。格好良くいたいのであれば、生活に「糖質オフ」を取り入れることが肝心だ。そんな中、一風変わった”糖質制限生活”を送る男がいた。その名も、糖質オフ男。ストイックなダイエットでも筋トレでもなく、独自の糖質制限法でスマートにカラダをキープしていく、アラフォービジネスマン・糖質オフ男の哲学を紹介していこう。上に戻る
連載「糖質オフ男」一覧へ
【取材協力】パーソナルトレーニング「SAWAKI GYM
「理想のカラダに導く究極のトレーニング」を提供してくれるパーソナルトレーニングジム。専門知識をもつパーソナルトレーナーがカウンセリングを行い、個人に合ったプログラムを策定。その個別プログラムに従い、オーダーメイドのトレーニング指導、食事指導を提供。目標を達成するまで完全サポートしてくれる。[早稲田本店]
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町110 アークアイズB1階
TEL:03-6265-9656
[高田馬場店]
住所:東京都新宿区高田馬場1丁目25-34 小川ビル102
TEL:03-6233-8088
https://sg-personal.com/
楠田圭子=文 イラスト=波打ベロ子 写真=藤村のぞみ


SHARE

次の記事を読み込んでいます。