さて、お待たせしました。話を未来さんに戻す。出身は青森県弘前市。幼少期、冬の遊び場はかまくらだった。作るのが結構大変で、しっかりと山状に固めてから穴を掘るという。
当時の未来さん。「昔も今も顔が変わらない人生でした」。「正義感に満ちた子供で、女子に嫌がらせをするいじめっ子に果敢に立ち向かっていました。本気で怒ると引き下がるんですよね(笑)」。
大学2年生の冬には、知らない人たちとアメリカ横断を果たした。知らない人たち?
「インスタで旅の同行者を募集しているのを見て、面白そうだったので参加しました。アリゾナ州の砂漠の中にあるセドナにも行ったんですが、全米一美しい街と言われているだけあって感動しましたね」。
周囲を赤い岩山に囲まれた緑多き街をバックに。幼稚園の年長からガールスカウトとして活動していた未来さんは、国際協力に関心を抱くようになる。大学では開発人類学を専攻した。
「途上国支援って経済や設備の面を重視しがちですが、本当はそこに住んでいる人たちの文化を理解しないといけない。つまりは、人間のバックグラウンドを見ようということ。文化人類学者のレヴィ=ストロースが提唱した概念です」。
アクティブな未来さんはフランスにも1年間留学し、そこでも文化人類学や心理学を学んだ。
留学時代に知り合ったフランス人たちと土浦の花火大会に行ったときの写真(着付けも未来さん)。ちなみに、フランス語で一番好きなフレーズは何ですか?
「うーん、『Qui ne tente rien,n’a rien』かな。日本語で言えば『虎穴に入らずんば虎子を得ず』です」。
つくばのシンボル、筑波山にももちろん登頂済み。料理は作るのも食べるのも好きで、小さい頃は自分で考えたオリジナルのレシピを冷蔵庫に貼っていたそうだ。今年の正月は日立のあるお祖母ちゃんの家で、豪華なおせち料理を食べた。
チョーザメなど茨城の食材を取り入れたお重。 4/4