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2020.01.16

たべる

つくば駅構内の地酒バーで、弱者を助けたい看板娘が100点満点だった

看板娘という名の愉悦 Vol.100
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。そんな看板娘に焦点を当てたドキュメンタリー連載も、今回で100回目。さて、記念すべき回に出会った看板娘とは?
秋葉原からつくばエクスプレスの快速で45分。つくば駅に到着した。地上に出ると筑波大学を中心とする研究学園都市が広がる。
駅前
左前方には、つくばエキスポセンターのシンボル的存在である「H-IIロケット実物大模型」。
しかし、再び駅構内へと戻る。栄えある100人目の看板娘に会うためだ。
道順
改札を出て正面に注目。
2019年9月にオープンした「いばらき地酒バーつくば」が目に入る。県内の酒蔵をアピールするために県が開設し、「いばらき食文化研究会」が運営するスタンドバーだ。
時刻は午後4時前。看板娘が開店の準備をしていた。
外観
店舗デザインもモダンで洒落たもの。
ここは駅ナカで約30種類の地酒が味わえるという、酒好きの鉄道ファンにとっては天国のような店舗だ。
酒樽
オープニングセレモニーでは大井川和彦知事らが鏡開きを行った。
さっそく、いただこうか。看板娘に聞くと「いろんな銘柄を飲んでいただきたいので、まずは飲み比べセットはいかがでしょう」。
メニュー
3種類の銘柄が飲み比べできる8セットをご用意(純米酒 各800円、純米吟醸酒 各900円)。
さらに、「私は結城酒造の『結』が好きです。女性の杜氏が造っているお酒で、甘口でスッキリしていて美味しい」と続ける。
ならば、8番の純米吟醸酒セットだ。そちらでお願いします。
日本酒
3種類で計1合。なみなみと注いでくれる。
残る「一品」(吉久保酒造)と「秀緑」(坂東まちづくり)は、やや辛口だという。


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