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運動から食事、睡眠まで。あらゆる記録を一挙に管理する「ヘルスケア」アプリ

――iPhoneのどの機能で、健康管理をできるのでしょうか。
使用するのは、iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」アプリです。工場出荷状態であればホーム画面にあり、必ず一度は目にしているはずですが、使っていない人がじつに多くてもったいない。
ヘルスケアアプリ
これは運動や食事、睡眠時間といったライフログを、自動計測したり、手動で入力したりすることで管理できるアプリ。記録した内容に基づいたアドバイスも受けられます。
――なんとなく、見かけたことがあるような……。でも、面倒くさいのでは?
いえいえ、使い方はカンタンです。まずはヘルスケアアプリを開いて、年齢や性別、身長、体重などを入力。さらに服用している薬やアレルギーといった情報も書き入れ、自分のメディカルIDを登録します。iPhoneはこれらを指標に、食事のバランスや必要な運動量を自ら考えてくれます。
iPhone02
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ヘルスケアアプリを立ち上げ、自分の情報を入力。
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さらに「続ける」を選択し、メディカルIDを登録する。
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――かなり手軽ですね! 具体的にはどんなログが?
例えば、運動を管理する「アクティビティ」機能は、ユーザーの歩行量などを万歩計のように記録してくれます。ただの万歩計と違うのは、iPhoneには高度計(気圧センサー)もついていること。すなわち高さを検知できるので、階段を何段上ったのかまで自動的に記録されます。さらにはGPSによって移動速度を割り出し、歩いているのか、走っているのか、あるいは車に乗っているのか。そこまで判断したうえで、精緻なログを録ってくれるのです。
スクリーンショット
歩行の距離や歩数、上った階数が一目瞭然。それに基づいた助言も。
――階段の上り下りまで検知するのは驚きです。
スポーツメーカーなどが提供する各種アプリと連携できるのも強みですね。ランニングアプリや水泳アプリ、ほかにもダイエットアプリなどなど。これにより歩行のみならず、あらゆる運動の時間や距離を計測することが可能です。
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――食事や睡眠ではどんな機能が?
食事を管理する「栄養」機能では、各種アプリと連携することで、日々の食事の摂取カロリーや栄養素を記録できます。なかには食べた料理や食材を入力するだけで、どの栄養素をどれだけ摂取したのか算出してくれるアプリも。こうしたデータに基づき、「もっとジャンクフードを控えて」などのアドバイスを送ってくれます。
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各種アプリに入力したデータを参照し、摂取カロリーが表示される。そのほか、タンパク質、カルシウム、ビタミンといった栄養素ごとの摂取量も記録可能。
「睡眠」機能も充実していて、毎日の睡眠時間のログを取れます。「時計」アプリの「ベッドタイム」機能と連携すれば、設定した時刻に就寝を促したりアラームを鳴らしたりしながら、日々の睡眠も自動的に記録されるのでおすすめです。このようにヘルスケアアプリを使うことで、運動から食事、睡眠までが一元管理できます。
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ヘルスケアアプリから「ヘルスケアデータ」>「睡眠分析」>「+」マークでその日の睡眠量を入力。日々の睡眠時間を記録できる。


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