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2019.12.10

時計

各ブランドがしのぎを削る極薄時計の戦況をジャンル別レポート!

複雑化する傾向にあった時計の技術革新で、ここ数年激化するのが薄型化競争だ。
薄くするにはパーツ製造や組み立てに高度な技術を要し、たとえ薄くとも強度などの耐久性を備え、精度や駆動時間といった実用性も両立しなければいけない。いわばウォッチメイキングの総合力が求められるのだ。
限られた時計ブランドがしのぎを削る、極薄時計の戦況をレポートしよう。
 

CITIZEN
シチズン/エコ・ドライブ ワン/AR5026-05A

CITIZEN シチズン/エコ・ドライブ ワン/AR5026-05A
SSケース、39mm径、クオーツ。40万円/シチズン 0120-78-4807
クオーツ最薄:2.98mm
40年以上前、世界初のアナログ式光発電のエコ・ドライブを発表したシチズンは、その先駆として究極の薄型化を実現。ムーブメントはほとんどのパーツを新開発し、省スペース化した新設計でわずか1mm厚という極薄に。これを厚さわずか2.98mmというケースに収めた。
さらに薄さだけでなく、消費電力を極限まで抑えてフル充電から12カ月の連続稼働を備える。そんな先進性を、ベゼルに採用したセラミックスとメタルの混合素材サーメットのPGカラーとレザーストラップの組み合わせで美しく際立たせる。


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