そんな美咲さんの郷里・小山市はどんな街なんだろうか。
「うーん、新幹線が止まりますね。あとは思川の近くで上がる花火大会もけっこう有名かも。うちの地元は間々田町というところなんですが、『ジャガマイタ』っていうお祭りがあって、地区ごとに葉っぱで蛇みたいな竜みたいなお神輿を作って練り歩きます」。
あとで調べてみたら、田植えの時期を前に五穀豊穣や疫病退散を祈願する有名な奇祭のようだ。
保育園の縁日で楽しそうな美咲さん。かなり活発な女の子で、登り棒や滑り台のてっぺんから落ちたこともある。さらに、小6からは陸上を始め、現在もジムに通うほどの運動好きガールだ。
高校の陸上部時代。すごくきれいなフォームですが、相当速かったんですか?
「いえ、100mのベストタイムもたしか14秒台でいたって普通でした」。
現在通っている美容専門学校では、まつエクを学んでいる。美容師になるつもりで入学したが、まつエクなるものがあることを知り、俄然興味が湧いたそうだ。来春からは大手まつエクサロンチェーンへの就職が決まっている。
サロンで施術してもらったまつエクはカーテンのよう。「根元に付けるとまつエクの糊でまつ毛がダメになるので、先端を1mmだけ空けてくっつけます。これは5000円でした」。
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