もうじき寒い冬がやってくる。こたつに入ってみかん! にも惹かれるけれど、アクティブな男は最新のアウトドアウェアに身を包んで冬ならではの外遊びを楽しむ。相棒はもちろんSUVだ!
URBN OUTDOOR STYLE × MERCEDES-BENZ G-CLASS
世界中のセレブリティに人気のメルセデス・ベンツ Gクラス。都会を走るSUVの王様だ。Gクラスのファッションとしての魅力に最初に気付いたのは、間違いなく東京だ。40〜50代の東京のファッションリーダーたちは、’90年代からGクラスのドレスアップを競い合い、機能が進化するたびに買い替えてきた。シティアウトドア派の写真の彼も、そんな東京の“ゲレンデ・ファナティック”のひとりだ。
最初に買ったのは、1989年式の230GE。ブロックチェックのシートの可愛らしさと枯れた雰囲気が気に入っていた。続いて買ったのは、2002年式のG500L AMC仕様。“アーマーゲー”ではなく“アーマーシー”仕様として、とにかくワイルドにカスタムしまくったが、そうした“盛り戦争”に疲れた彼は、2015年式のG350ブルーテックに乗り換えた。Gクラスの神髄を味わえる最高の車で一生乗ろうと決めていたが、2018年にモデルチェンジした新型の魅力には抗えなかった。
彼のアウトドアスタイルは、基本黒。そしてこれまでのGクラスもすべてて黒。なぜかと言うと、黒は都会に最も似合う色のひとつ。アウターに選んだのは、ホワイトマウンテニアリングのゴアテックスのシェルジャケット。ストリート感溢れるグラフィックの配置と都会的な雰囲気が魅力。
インナーにジ エルダー ステイツマンのカシミヤニットと、ザ・ノース・フェイスのシャツ型のダウンを着込めば、都会の冬には過不足ない暖を取れる。パンツはストーンアイランド シャドウプロジェクトのスウェットパンツ。都会のエッセンスと機能性で選んだ最旬の黒に身を包み、今日も相棒のGクラスで東京を駆け回るのだった。
「ベントレー」のベンテイガ「ラグジュアリーSUV」というジャンルを確立したベントレー初のSUV。ウッドとレザーに囲まれたインテリアと、6.0L W12ツインターボTSエンジンのパワーは、ほかのSUVとは完全に別世界。間違いなく都会のほうが似合う。
「BMW」のX5他メーカーに先駆けて、2000年に初代を発売して、市場に「プレミアムSUV」というジャンル作り出したX5。日本に上陸したばかりの新型は、大型化したボディとキドニーグリルの迫力も相まって、これまで以上に強い存在感を放っている。3.0リッター直6ディーゼルターボエンジンは、静粛性と燃費に優れる。
アーバン派なキミへこんなギアと車で街へGO!
「アルクフェニックス」のダウンジャケット都市生活におけるアウトドアの楽しみ方を提案するアルクフェニックス。ユニークなデザインの機能服が揃うなか、注目なのがこのウルトラショートダウン。ポケットが豊富でもたつきもなく、ジムに行くときなんかに便利。
「ストーンアイランド」のキャップ
優れた透湿性と、持続力の高い撥水性を持つゴアテックス インフィニウムのキャップと、パイル地のインナーキャップが一体となったユニークな作。セパレートして被ることも可能。
「サロモン」のブーツ
トレイルランニングのレース用に開発されたサロモンのブーツは、機能美という言葉を正しく体現する1足。まるで足の一部になったようなフィット感は、ヤミツキになる魅力がある。モードな装いにもぴったりだ。
「ボーズ」のオーディオサングラス
一見しただけでは少し大きめのサングラス。でもコイツは、音響メーカーのボーズが開発したサングラス型のオーディオ。スマホのbluetooth®とコネクトして掛けるだけで、お気に入りの音楽が楽しめる。
山本雄生、遠藤優貴=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物・取材) 平 健一、葛西信博=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)、小林雄美=ヘアメイク 増田海治郎、荻山 尚、増山直樹、iconic=文