知ってるつもりの彼女のキモチ●あなたは、そばにいる女性の気持ちを、本当にわかっているだろうか? 服装、遊び、家事、仕事。どこか、ひとりよがりになってはいないだろうか? 会社の部下、同僚、取引先のあの人、妻……彼女たちの本音を知って、我がふり直せ。
前回に続き、奥さま目線の街角パパラッチにご協力いただいたナノ・ユニバースのメンズプレスを担当する鳴海有加さん(左)とアーバンリサーチのウィメンズプレスの徳野茉奈美さん(右)。
前回は二人にとってのベストな大人たちを挙げてもらったが、今回はスナップした方々を例に、パートナーにぜひ意識してほしいポイントを教えてもらった。
必要なのは、格好良さよりも“着”遣い
—結局、夫のどんな格好が奥さまとしては嬉しいのでしょう?鳴海さん 難しいですよね。大人ストリートが好きな私みたいなタイプもいれば、徳野さんのようにアメカジ好きな人もいますし。
徳野さん 個性を抑えて周りに合わせる必要はないと思います。
鳴海さん 極論、似合っていればそれでいい。
徳野さん そうですね(笑)。ただ、その中でも着こなしにおいて気遣ってほしい部分もある。ほんの些細なことなんです。“着”遣いとでもいいましょうか。
神田佳祐さん(34歳)美容師
鳴海さん あまりゴチャゴチャさせないほうが、結果うまくまとまるような気がします。シンプルに。これは旦那さんにも内心求めていることでもあるんですよね。
徳野さん こちらの神田さんはシンプルのいい例。スウェット、デニム、スニーカーと、アイテムは一般的ですけど、これくらいのほうが気取っていなくてこちらもリラックスして隣を歩けます。程良くラフで、清潔感もある。イヤフォンをサラッと首から掛けているところも、なんだか大人の余裕を感じさせますよね。
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