特集
OCEANS Fashion X Talk
2019.11.24
車


セダンじゃなくて、ファストバック。美しいヒップラインに惚れた!
大人になるとたいていのことに慣れてしまって、毎日が同じことの繰り返しになっていることに気が付くときがある。だいたいのパターンが読めるから、ルーティンで流してしまう日々。そんな生活を打破するには、見るに美しく、乗るとうっとりしてしまうプジョーの508と508 SWが効く。
この2台、カテゴリー的にはセダンとステーションワゴンという王道ではあるが、そのスタイルは格別に美しく、洗練されている。それもそのはず、プジョーの最上位モデルであり、生半可なものでは世界最古の量産自動車メーカーとして、また輝かしきWRC世界ラリー選手権やル・マン24時間耐久レースの活躍など、その沽券に関わるというもの。
とはいえ、 世はSUVが花盛り。格好良くて、実用的で……。でも、ただ流行りに乗ってSUVを選ぶなら、一度立ち止まってこの508と508 SWに触れていただきたい。この車はあなたの日々に、間違いなく潤いを与えてくれるから。
まずは508のセダン、いやこの車はファストバックと呼ぶのが相応しい。この508の白眉は、顔のインパクトもさることながら、リアの形状にある。つまり、ファストバックと呼ばれるルーフからリアにかけてなだらかに傾斜するデザイン。通常、このファストバックスタイルはクーペに採用されるデザインで、特に空力特性や美しさを求める意匠だ。が、プジョーはあえてセダンでそれをやった。
この形状により後席のヘッドクリアランスに多少の犠牲は出たのだが、それ以上にこれほどまでに美しいセダンを造ることに社運を懸けたのだ。なかなか社内会議で通らないですよ、後席を犠牲にするセダンなんて。エスプリ利きまくり。とはいえ、身長170cm以下の方であれば、さほど狭さを感じない。中学生のお姉ちゃんと、小学生の弟に文句を言われることなく、この美しく格好いいセダンに乗れるなんて、最高ですよ。あと、フォーマル感があるのはやっぱりセダンならでは。
プジョーは長らくフェラーリなどをデザインしているピニンファリーナがデザインを担ってきた。我々世代では205、306カブリオレ、406クーペなどが記憶に残っているかと。今回の508はピニンではないが、プジョー伝統のデザインテイストを感じさせる。近頃、実用車としてのイメージが強く、あまり元気のなかったプジョーにまた美しい、格好いい、と素直に思える車が出たのはうれしい限りだ!
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